Q&A

患者さんからカウンセリングやメール・電話などで、よく聞かれる質問内容を集めました。

AGA(男性型脱毛症)に関するQ&A

内服薬は何を使っていますか?
当院ではフェナステリドという成分薬とミノキシジルという成分薬を処方しています。同薬品はAGA治療では有名な医薬品なのでネットで偽物が多く出回っていますが、当院では医院ならではの製薬会社より正規ルートから購入していますのでご安心下さい。
AGAに年齢は関係ありますか?また治療は何歳からできるのですか?
AGAに年齢は関係ありません。 遺伝や体質、又は生活環境により、20代から進行するケースもあり、年齢にかかわらずAGAの不安を感じた場合は、予防などを含め、早期に診察を受けることをおすすめ致します。一般的に30代から40代にかけて進行する人が多いといわれています。細胞の新陳代謝が年齢と共に低下するため、治療をはじめる年齢が早いほど、高い効果が期待できます。二十歳未満の年齢の患者さんには保護者の同意書が必要になる場合もございます。
治療期間はどのくらいですか?
治療効果の実感には個人差がありますので、一概にはいつまでと言い切れませんが、多くの方は6ヵ月以上1年で治療経過を見て判断しています。もう増えないと判断された場合は維持する目的で徐々に治療頻度を減らしていき、維持していきます。患者さんそれぞれの満足度がゴールになりますので、治療を開始する段階である程度の目標期間をご提案させていただきます。
AGAの治療薬には副作用について
AGAの治療薬では一か月以内に初期脱毛は40%に見られます。その後その初期脱毛が回復します。また、性欲減退と勃起機能と言われています。ただ、薬の副作用ではなく年齢による性欲減退も考えられるため、実際に発症する方はごくわずかと言われています。また、副作用を感じた時は、一回内服を中止して様子をみるか、ED薬という選択肢もあります。

ED(勃起不全)に関するQ&A

ED薬の種類は?
ED治療薬はシルデナフィル(バイアグラ)、バルデナフィル(レビトラ)、タダラフィル(シアリス)の3種類です。
バイアグラ、レビトラ、シアリスいずれのED治療薬もホスホジエステラーゼ5(PDE-5)阻害剤という薬剤です。陰茎海綿体で勃起に関与するPDE-5という酵素の動きを抑え、陰茎周辺部のNO作動性神経に働きかけ血管を拡張し、血流量を増加させることで勃起の継続力を高めるものです。
副作用はどんなものがありますか?
効き始めの段階で顔のほてりが出ることが多々ありますが、 これはED治療薬の血管拡張作用によるもので、効果の現れた証拠とも言えます。他は頭痛、下痢、軽い色覚変化などを生じる方もいらっしゃいますが、いずれも一時的なものです
ED治療薬は何歳まで使用可能ですか?
バイアグラ、シアリス、レビトラいずれも年齢制限はありません。しかし年齢を重ねるに従って薬剤を体内で代謝する速度が落ちるため、高齢の方には少量からの服用をお勧めしております。ただしレビトラ20mg錠は65歳以上の方には適応がありません。
処方できない方は?
以下に該当する方はEDの薬剤は処方不可です。
  • 血管拡張剤として硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤を(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を投与中の方
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
  • 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
  • 重度の肝機能障害(肝硬変など)のある方
  • 低血圧の方(血圧<90/50mmHg)または治療による管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)
  • 脳梗塞、脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6カ月以内にある方
  • 網膜色素変性症の方

その他、ED薬には併用禁忌薬があります。

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